【理系大学院卒 現役エンジニアが説明する】理系 大学院での生活と修了メリットについて!

大学

理系大学生、大学の理系学部を目指している高校生または親御さん 理系で大学院に進んだら

『どんな生活、学業なんだろう』

『大学院に進むメリットなんだろう』

って悩んでいませんか?

悩む社会人
悩む学生

理系だから大学院まで進むんだろうな
けど実際どんなことするのか、メリットは何なのかよくわかっていないな

私は国公立大学の工学部に入学し、電気電子について学びました。そして同じ大学の工学研究科に入学し修士課程を卒業しました。

大学院時代は複数の国内学会、国際学会、企業との共同研究などをしてきました!

その経験から入ってからしかわかりにくい『理系 大学院での生活やメリット』について説明したいと思います!

 



理系 大学院生の授業ってどんなの?

大学院の授業ってどんなの?授業はほとんどなくて研究ばっかり??

いいえ、授業は一定以上あります!

しかし授業内容は大学の時の、一般教養や専門外の授業等はほとんどなく基本的には専門的な授業内容となっています。

一番印象的な授業は毎日担当者が変わり、担当者は自分で決めた題目について教科書・学会資料・論文等を読み理解し、内容をパワーポイントにまとめて発表するというものがありました。

自分の時は半導体について論文等を読みまとめて発表したのですが、ファシリテーターの教員が理解しないまま質問をいろいろしてきた結果、全然話がかみ合わず論争になったことを覚えています笑

大学院生になると自分の知識量も増えてくるので年上の教員に対してもどんどん議論していくことができるんです!

授業自体はそこまで多くなく、大学院の1年目で8割方を完了させることができます。

そして本業の研究に時間を割くことになります。

大学院生の研究室で何するの?

では大学院の研究室って何しているの? って疑問を持っている方が多いと思います。

研究室ごとに扱っている研究内容が大体決まっています!

その中から自分で研究したい・勉強したい内容を選び研究室に応募します。

研究室には定員があるため、希望通りに入れるとは限りません!

大学ごとに選考方法は異なると思いますが、自分の大学では大学院入試の成績で決まりました

大学院の研究室ではある程度決まったテーマがあり、先輩が実施してきた研究の続きを実施することが多いようです。

自分の研究室もその通りで、自分が入る前に卒業した先輩が実施していた内容の続きの研究でした。

じゃあやること決まっていて、あんまり考えなくでも研究が進んでいって成果が出るのか

と思ってる方がいつかもしれませんが、全然違います!

研究の大枠が決まっていても、自分で過去の研究結果を分析し、仮説を立て、実験方針を決め、実験に必要な設備やプログラムを準備して実験を行い、出てきた結果を分析することで仮説の確からしさを検証して再度仮説を立て、、、と頭をフル回転させ研究をする必要があります!

研究自体もほとんどのものが短時間で終わるようなものはなく、自分の研究室もよく泊まり込みで研究している人もいました。

夜に一人で実験室に引きこもると効率も良くなるということもあります。

いかに研究内容に対して論理的にアプローチし、必要な結果を出す かが大学院生の頭の使いどころと思います。

大学院卒業論文って大変?

めちゃくちゃ大変です!

大学や研究室にもよりますが、大体PDFで60-100枚程度の論文を作成し、さらに論文発表用のパワーポイント資料にもまとめる必要があります。

どれくらい大変かというと研究結果がそろっている人で3か月前くらいから書き始め、直前は泊まり込みで論文の作成 発表資料の作成 発表練習 を実施していました。

研究結果がそろっていない人はさらに大変で、論文作成をしながら不足している実験を実施して十分な結果が出たら論文に盛り込んでいくというかなりきつい状態になります。

理系 大学院に進むメリットって何?

こんなに大変な大学院ですが進むメリットはたくさんあります。

  1. 論理的思考力が身につく
  2. 技術的な知見が増える
  3. プレゼンテーション能力が向上する
  4. 英語能力が向上する
  5. 就職に有利

などが例に挙げられます。

まず1「論理的思考力」

研究を行う際に、ただ単にどんどん実験をしていくのではなく、論理的に物事や事象を考察し、どのように実験すればほしいデータが得られるか などを考える必要があります。

このように研究を通じて自然と論理的に思考することを身に付けることができます!

論理的に進めず、ただ単に思い付きで実験していたら一生必要な結果を得ることはできないんです!

2「技術的な知見が増える」

これは当たり前ですよね!

大学で勉強してきた理論を用いて、実際に研究をしていくことなります!

研究する内容はまだ未解明な事象を対象とするため、教科書にない情報や論文などとてもコアな技術を理解する必要があるんです!

自分はこの部分がとても楽しく、周りが知らない技術や論文で発表されている論理を理解し、自分の研究に応用していく これは自分が最先端を行っているという自負・自信につながりました

3「プレゼンテーション能力が向上する」

大学院に進むと自分の研究結果を学会にて発表する機会があります!

※もちろん研究成果を出せたらですが、まじめにしていたら大丈夫です!

学会での発表は自分の研究内容を初めて聞く人がほとんどのため、発表時間約10分でいかに理解してもらえるかが重要です。

そのため、プレゼンテーション能力は必須になるんです!

自分の場合研究室の教授たちに発表前は何度も何度も発表練習をして多くの指摘やアドバイスをもらいました。

その結果、学会では問題なく発表でき、発表後はほかの大学の方から研究内容について議論することもありました!

4「英語能力が向上する」

これは研究室にもよるかもしれません。

自分が所属していた研究室はヨーロッパの大学教授を特任で呼んでいたため定期的に研究室に外国人の先生がいました

よく先生の息子と飲みにいき盛り上がって夜中まで飲んだり旅行したりしました!(一切日本語はしゃべれない方です)

また学会には国際学会というものがあり、英語で発表する学会があります。

自分は2回国際学会に参加し、発表したことがあります。発表自体も資料ももちろん英語ですが、発表後の質疑応答も英語です💦

事前に英会話に通ったり、研究室で発表練習 想定質問をしたりと準備はできる限りして言ったおかげで質疑応答できた3つの質問にも回答することができ、また学会終了後には国の研究機関の方から「とても分かりやすい発表でした」とコメントいただくことができました。

また他の研究者が発表している論文は基本すべて英語です!

論文というのは国際的に認知される必要があるので基本英語になっているんです。

そのため英語は読めないと自分の研究に活かせないので読めるようにならないといけません

そのため必然的に英語能力は向上させることができます!

5「就職に有利」

大学院を出ることで、

  • 論文発表などのプレゼンテーション能力
  • 論理的思考能力

を身に付けることができ、企業も大学院生は上記能力があると判断するため就職に有利なんです!

焦る社会人
焦る社会人

けど、大学院で専門的な研究をしていたらメーカーとか決まった企業にしか行けないんじゃないの?

いえ、ほとんどの業界に就職することが可能です!

むしろ文系の職業でも理系大学院生では有利に就職活動することも可能です

まとめ

大学院に進むことのメリットを自分の考えを紹介させていただきました。

自分は大学院に進んだことはとても良かったと感じています。理由はメリットで紹介した内容を実感しているからです。

大学院を検討している方はご参考にしていただけたら幸いです。

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